【Vol.2】相良700年の文化めぐり
相良700年の歴史と文化を巡る魅惑の旅
多良木町黒肥地から多良木町までの13.8kmを歩く「相良700年の文化めぐりルート」は、九州自然歩道「人吉・球磨ルート」の中でも特に歴史と文化の香り高い区間です。
このルートでは、日本遺産に認定された人吉球磨地域の豊かな歴史と文化を体感しながら、美しい自然景観も楽しむことができます。






太田家住宅

江戸時代の面影を今に伝える貴重な建造物です。当時の生活様式や建築技術を間近に感じることができます。
【太田家住宅住所】熊本県球磨郡多良木町多良木447-4

城泉寺阿弥陀堂

国指定重要文化財で、鎌倉時代初期(1222-1224年)に建立。寄棟造りの茅葺屋根が美しく、堂内には国指定重要文化財の阿弥陀如来坐像と両脇侍像が安置されており、鎌倉時代の建築美と仏教文化を今に伝える貴重な建物となっています。
【城泉寺阿弥陀堂住所】熊本県球磨郡湯前町瀬戸口5617

久米治頼神社

戦国時代の1566年に創建。社殿と社殿内の木造男女神坐像は町の有形文化財に指定され、静かな佇まいの中に当時の面影と相良氏の歴史の重みを感じ取ることができます。日本遺産「相良700年が生んだ保守と進取の文化」の構成文化財の一つとして、人吉球磨地域の豊かな歴史と文化を体現する貴重な存在です。
【久米治頼神社住所】熊本県球磨郡多良木町大字久米1373

多良木相良氏関係史跡

相良氏の足跡を辿る上で欠かせない史跡群です。各所に残る石碑や遺構から、700年の統治の歴史を垣間見ることができます。
【多良木相良氏関係史跡住所】熊本県球磨郡多良木町一円に点在

二十七番札所 宝陀寺観音

古くからの巡礼地として知られる宝陀寺観音は、静かな佇まいの中に深い信仰の歴史を感じさせます。
【二十七番札所 宝陀寺観音住所】熊本県球磨郡湯前町瀬戸口
日本遺産を通過しながら湯前町、多良木町を周遊するルートで、700年もの長きにわたって安定した統治を続けた相良氏の歴史と文化を肌で感じられる貴重な機会を提供します。
豊かな自然に囲まれた「日本でもっとも豊かな隠れ里」を歩きながら、時代を超えた人吉球磨の魅力に触れることができるでしょう。
歴史愛好家はもちろん、自然散策を楽しみたい方にもおすすめのルートです。